2005.10.28

『渓趣の里』に行ってきました

26日の朝から予定していたように『渓趣の里』に行ってきた。

今回は紅葉の時期ということもあり菊池渓谷付近やお店の周りの紅葉を楽しみにしていたのだが、数日前までとても暖かく紅葉は期待できないとは思いつつも、急に冷えてきたので少しだけ期待して行ってみた。

今回も菊水インターから菊池市内を通って菊池渓谷を経由してというコースを辿ったのだが、菊池渓谷付近まで登ってくるとさすがに色づき始めた木々が見られホッとした。ビックリしたのは菊池渓谷を訪れる人がとても多く、みんな紅葉を期待して訪れていたのだろう。

12時をちょっと過ぎた頃に渓趣の里に到着し、お店に入るとおかみさんの出迎えを受けていつもの囲炉裏のいつもの席に座る。今回も平日ということもあり貸し切り状態で、のんびりした時間を過ごすには最高。これが土・日・祝祭日ともなるとかなり多く順番待ちとなりますから、のんびりするためには平日に行きましょう。

囲炉裏に座り、渓趣の里の記事をプリントしてきていたのでおもむろにPowerBookの入ったバッグから取り出し、おかみさんに手渡ししてこうやって紹介させていただいたと説明しておいた。変なこと書いてたような気がしたけど渡したものはもうどうしようもない。

いつもは「地鶏の網焼き定食」と「田楽定食」を頼むのだが、「田楽定食」を外して「牛カルビ網焼き定食」にし、別にヤマメだけを2尾頼んだ。このお店に来てヤマメを食べないというのはどうやっても考えられないから。ただ塩をふってあって焼いて食べるだけなのだが、骨以外は内蔵や皮もとても美味しく食べられる一品だ。

今回はおかみさんの大サービスでヤマメはご馳走になり、普段は食べることができない椎茸まで焼いて食べるようにと出してくれた。大きく肉厚の椎茸は絶品の美味しさで、子供の頃に母の実家で食べた記憶がよみがえってきた。こんなに美味しい椎茸は今まで食べたことがあるだろうかというくらい美味しかった。

美味しい地鶏や牛カルビを食べながら、少し色づき始めた周りの紅葉を眺めていると本当に心が落ち着く。ここはDoCoMoのmovaさえ圏外になる場所なのだが、だからこそ普段の生活から離れてのんびりした時間を過ごすのに適していると思うのだ。

途中、一組のお客さんがいらっしゃっていたが、わたしたちより早く帰られたのでのんびりと少し横になってしまった。前日まで仕事でかなり疲れていたこともあり、行儀は悪いけどゆっくりさせてもらった。平日の貸し切り状態でしかできないことだが、それでもこんなことができるお店は他には知らない。

美味しいものを食べてゆっくりした時間を過ごしたあと、おかみさんの見送りで店を離れた。丁寧に駐車場から出て行くまでずっと見送ってくれ、本当にこのお店に来て良かったと感じたものだ。昨日までの疲れが一気に吹き飛んだと言っても過言ではない。

帰り道、このお店が一番好きな理由が頭に浮かんだ。今まで何度も訪れているが、それは「美味しいものを食べてのんびりできる」という部分が好きだったからだと思う。でも今回ハッキリ分かったのは、美味しいものを食べてのんびりできるだけでなく、飾らない自然の良さ、そしておかみさんの温かさを幸せに感じられるからだと気がついた。

次はいつ行けるかわからないけど、ずっといつまでも通い続けたい。

おかみさん、ありがとう。

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2005.09.17

日常の疲れを癒せる『渓趣の里』

先日、約2年ぶりにわたしの一番お気に入りのお店『渓趣の里(けいしゅのさと)』に行ってきました。

このお店を好きになってしまった人はお店の存在を教えず自分だけのものにしておきたいと思うようです。もちろんわたしもその一人なのですが、そういうお店だからこそ行ってその良さを体感して欲しいと思ってしまうのです。今回は特別におかみさんの了承と協力を得て紹介することになりました。

このお店の良さを言い表すと「日常の疲れを癒せる」となるのですが、これは実際に行ってみるとすぐにわかるほど日常を離れてゆっくりした時間の中で食事や景色、風の音や野鳥のさえずりを楽しめます。それだけでなく囲炉裏端で火吹き竹を使って自分で炭火を熾していくなど、このお店でしか味わえないものが沢山あるのです。

アプローチ アプローチ(2年前)

この二つの写真、駐車場から玄関までのアプローチで左が今回、右が約2年前のものだけど、屋根が茅葺きから瓦に変わっていることがわかります。その理由は聞いてこなかったけど、天井裏の梁などが新しくなっていたので昨年の台風の被害で仕方なく葺き替えられたのかもしれない(次回行った時に確認します)。

もうひとつ、2年前の写真ではアプローチの緑が生い茂っていて玄関もよく見えないくらいで営業をしているかどうかもわからないほど。今回の状態であっても、連れて行った知人は営業しているのかどうか不安に思ったらしい。今回はたまたま刈り込みされて時間が経っていなかっただけなのだろう。

玄関

営業しているか不安になる知人を連れ入ろうとすると、ちょうどおかみさんが出て来られたので挨拶し営業の確認。好きな囲炉裏端に座っておいてとの事で玄関口の写真を撮って上がることにした。その玄関の写真がこれで、初めて訪れた15年ほど前と比べるとずいぶんと時代を感じさせるものになったと思ったものだ。

客席全景

玄関を入って右側を見るとこのように古民家そのものといった客席が目に入る。実はこの足下、玄関の写真でもわかるように土間のままというのはオープン当初から何も変わっていない。ちなみに左側はおかみさんの秘密基地である厨房になっている。

特等席と景色

客席に上がって座る位置はすべて同じ右奥の一番景色や風が感じられる特等席。いつも座っているのがこの写真の左側の席で、景色だけでなく風や音をずっと感じられる良い席だと思っている。それほど好きな席でここ以外に座ったことがない。

正面庭

玄関前からその客席の方を眺めた風景がこれで、秋になると紅葉を楽しめる楓なのど広葉樹がたくさん植えてある。10月半ばから11月上旬までが紅葉の見頃らしく、10月下旬にはふたたび訪れる計画にしている。初めて見る紅葉がとても楽しみ。

地鶏と田楽

やっと食事の時間だ。囲炉裏に入れられた炭に種火の炭から火が移るように火吹き竹を吹いて風を送る。こんなことを平気で客にやらせるのだが、これがまた楽しくもあり腕の見せどころ。これは焼き具合に影響が出るので楽しみながらも真剣にやることにしよう。

今回は二人で行ったので写真のように「地鶏の網焼き定食」と「田楽定食」を頼んだ。「牛カルビ網焼き定食」もあるけど、いつもこの二つを注文してしまう。田楽には生きたままのヤマメがついているのだけど、このヤマメだけは追加して一人一匹食べるようにするのがお勧め。焼くときには残酷だと思ってしまうのだけど。

先に地鶏が出され、まずは焼き始めるようにおかみさんから勧められる。そろそろと焼き始めていると田楽が運ばれてきて、網の横におもむろに挿したかと思うと焼き方と田楽味噌のつけ方を説明してくれる。なるほどと思いつつ眺めているとご飯とだご汁が運ばれてくる。このだご汁がまた素朴で美味しい。

地鶏を食べながら田楽の焼け具合を確かめ、用意された軍手で焼き面を返しふたたび焼けるのを待つ。そんな時間を楽しむためにも、地鶏と田楽の組み合わせは外せないと思っている。3人であれば牛カルビも頼むのがよいだろう。ヤマメは両面が焼けたら腹を焼いて焼き上がりだ。

のんびりと食べているときっと1時間半くらいは経っているはず。その間、景色を見る、風を感じる、野鳥のさえずりに耳を傾けるなど、楽しみは沢山ある。ここでは時間を忘れてゆっくりとそういった楽しみに触れて欲しい。と言わなくてもそうなってしまうと思う。可能なら、少し横になってみるのもよいだろう。

この渓趣の里がある所は標高800メートルはあるらしく、下界と比べると気温が8度は低いとおかみさんに教えていただいた。いつも夏場にばかり訪れていたのにお店の中が暑く感じないのは、そんな立地と風通しのよい造りのおかげだろう。今回、下界では30度ほどだったのに、お店の中は半袖では少し寒く感じるくらい涼しかった。

【渓趣の里(けいしゅのさと)】

  • 〒869-2304 熊本県阿蘇市西湯浦1464-213
  • TEL 0967-32-1934
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:不定休(おかみさんの用事がある時に休み)
  • 駐車場:あり
  • メニュー:地鶏網焼き定食1,500円、田楽定食1,500円、牛カルビ網焼き定食1,650円
  • アクセス:車で菊池市内から菊池渓谷、大観峰方面へ向かうと菊池渓谷を過ぎて5分ほどの左側。大観峰から菊池渓谷、菊池市内方面へ向かうと15分ほどで到着。
  • 参考まで:ほとんどいつ行っても開いていますが、事前に予約しておくと時間や団体への対応もできるとのことですので、事前に電話を入れておくのが確実でしょう。

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2005.09.11

阿蘇高森で地鶏の美味しい『らくだ山』

阿蘇高森と言えば『田楽』と言われるくらい田楽で有名な所。でも田楽は次の機会にでもいいからこれを食べておいてと言いたいのが炭焼地鶏の店『らくだ山』の囲炉裏で食べる地鶏。

らくだ山

高森駅や高森町役場から車で約5分ほど走った所にあるらくだ山公園の雑木林に佇む『らくだ山』、ここは場所がちょっと分かりづらいので事前によく確認しておくか聞いておくほうがよい。わたしも初めて行った時は思いっきり迷った(笑)

初めて行った時は写真のようにあいにくの雨、それでも日曜日だったので12時前にもかかわらず長蛇の列でビックリ。かなり待たなければと思っていたらちょうど両親と同じくらいのご夫婦が先に席につかれ、そのご夫婦がわたしと連れの二人を相席で良ければとご招待してくださったのでほとんど待ち時間なく、四人で近場の温泉や観光地の話をしながらとても良い時間が過ごせたことが印象に残っている。

囲炉裏の煙で燻され黒くなった室内は雨ということもあり、焼いている煙もあって手もともよく見えないように薄暗く怪しげな雰囲気たっぷりで、焼けたのかどうかもよくわからずほとんど感で焼いていました。だから最初から小さめに切って焼いていたけど、それでも生焼けをかじることも(笑)

地元の醤油「大吟」を使った特製タレに漬け込まれた、生後1年から1年半の肉質が引き締まった地鶏を囲炉裏の炭火で焼き、ハサミで細かく切って食べるのがここの特徴。秘伝のタレもすっきりさわやかで、ジューシーな肉の旨味が口いっぱいに広がり、歯ごたえのある地鶏本来の味が楽しめる。

地鶏焼き

地鶏はとにかく歯ごたえがあるので(硬いのとは違う)、焼けたら用意されたハサミで噛み切らなくてよいように小さく切ってそのまま食べるのが普通だけど、地鶏定食は粟ご飯と地鶏卵が出されるので卵かけご飯にし、小さく切ったものをまぶして親子丼風にして食べるのがまた美味しくお勧め。

近場のお勧めスポットは『月廻り温泉』があり、ここからお店ではなく山の方の『らくだ山』を眺めるとその名称の由来がわかると思います。他にも『高森湧水トンネル公園』などをはじめ、『白川水源』や『阿蘇ファームランド』など楽しめるスポットは本当に盛りだくさん。

【らくだ山】

  • 〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町高森2693-4
  • TEL 0967-62-0084
  • 営業時間:11:00~20:00(入店は19:00迄)
  • 定休日:第1・3水曜休、定休日が祝日の場合は営業
  • 駐車場:あり
  • メニュー:地鶏定食(地鶏焼き、粟ご飯、みそ汁、地鶏卵)1,600円、地鶏焼き単品1,300円

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